事前準備が必要な防災用品

停電で基地局がダウンする前に行う事

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地震などで大規模災害が発生すると、停電が起こります。停電すれば携帯電話の基地局も機能しなくなるのですが、停電しても、携帯の基地局は、予備電源や発電機などのバックアップ設備により、3時間から最大24時間程度動作してくれます。基地局がどの程度停電対策されているか?に大きく依存しますが、まずは停電後、3時間は携帯電話網での通信が保たれますので、停電時に取るべき行動について解説します。


まずは身の安全を確保する

地震などの災害を認識したら、まず、安全確保を考えて下さい。五体満足で無ければ避難することも、誰かを助けることも出来ません。まずは災害の発生場所や種類を確認し、津波や崖崩れ、場合によっては噴石など、避難すべきか、その場に留まるかを判断しなければなりません。もちろん、事前の対策や準備が必要ですから必要な情報に即座にアクセス出来るように準備しておきましょう。

安否確認

身の安全が確保出来たら安否確認を取りましょう。家族や大切な方の安全が確認出来れば、比較的落ち着いて行動することが出来ます。電話は繋がりませんので、デジタルツールをメインに安否確認を手短に済ませましょう。

ただし、安否確認に夢中になって周りに危険が迫っていないか?身の安全は保たれているか?には注意を払いましょう。これが原因で津波被害に会い亡くなった方が多かったそうです。

最もオススメなのは、災害用伝言板です。もちろんLineやメールなどでも問題無いのですが、サーバーに送信予定として残らないと、いざ送信側の通信が遮断されてしまった時、スマホ側に未送信のまま残ってしまい、結局現地の携帯網が回復しなければ相手に通知されないことになってしまいます。掲示板であれば、一度書き込めてしまえば、現地の通信がダウンしても閲覧者には影響せず、安否確認を行えるからです。


デジタルツールが使えない場合の連絡手段

あまりに甚大な被害が出ると、携帯電話網などが即時にダウンしてしまいます。公衆電話などから災害伝言ダイヤル171などを利用して安否情報を登録しましょう。

また、こうなると、平時に待ち合わせ場所や避難予定場所などについて想定し、家族で話し合っておく事が明暗を分けます。自宅、会社で被災した場合はどこに避難する予定なのか?帰宅にはどれ位の時間が掛かるのか?など、ある程度の想定をしておきましょう。


長期戦になりそうな時の行動

現在の場所が自宅から離れている場合は、あなたは、帰宅困難者となります。状況にもよりますが、すぐに、ホテルの予約、レンタカー、自転車の購入などが必要になります。レンタカーの場所、ホテルの予約など、携帯網がダウンする前に迅速に動きましょう。
ホテルなどの場合、予約が出来るか?そもそも泊まれるか?という問題もありますが、そこまでたどり着けるだけの情報を確保することが必要です。
災害時ですから、こんな時こそ落ち着いて、行動しましょう。また、上記の行動は、メリットがある一方で、様々なリスクがありますので、よく考えた上で行動して下さい。(リスクの例:ホテルや車を予約したが、現地に着いてみると実際には利用できない。移動でケガをする危険性など)

携帯網がダウンしたらスマホを非常節電モードへ

スマートフォンは電波が無いと、電波を頻繁に検索する為、普段よりも余計にバッテリーを消費してしまいます。スマホによって名称が異なりますが、非常節電モードにしたり、電波を探さない機内モードへ設定変更するなどの対策を取りましょう。

参考:停電時にはこう動こう!12の行動


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