災害時、誰かが助けてくれるだろう。
と考える人は多いです。
しかし、誰が助けてくれるかを具体的に理解している人は少ないと思います。
ここで問題です。
災害時、あなたを助けてくれるのは誰でしょうか?
行政、政府・・・ではありません。
正解はあなた自身。
次に近所の人々、最後に政府なのです。
すぐに国の支援が来て助けに来てくれるんでしょ?
と思ってたなら、考えを改めないと大変な思いをしますよ。ホント。
大災害時は支援や救助が来るまで想像以上の時間が掛かるというの事を理解し、今、あなたに必要な事を確認しましょう。
大災害時、一番大変な時に公的支援は届かない
通常の災害であれば、行政の支援は3日以内に提供されると考えられています。
しかし、一方で、南海トラフ大地震のような大災害では、一週間ほどは支援が届かない事が予想されています。
一週間は公的支援なし、自力で乗り切らなければいけないのです。
政府の支援に頼るつもりだった人にとってはそれはそれは過酷な一週間になるでしょう。
あなたは支援なしで一週間乗り切れるでしょうか?
あなたを助けるのは、あなた自身
もしもの時、あなたを最も救う事になるの、あなた自身です。
次に近所など、身近な人々、
そして最後に国、行政の順に助けてもらう事になるのです。
ところで、あなたは
“誰かの助けになるつもり“があるだろうか?
そのつもりがあるなら、災害時、自らが自立出来ていなければ誰かを助ける事は出来ません。
だとしたら、自分を助ける為の防災は重要ですよね。
逆に、他人を助けるつもりが無いのであれば、同じ理論で誰も助けてもらえなくても文句は無いという事なのでしょう。
だとすると、そんな人にとって自らの為に行う防災は「唯一の命綱」になるはず、やはり、防災は大切ですよね。
まさか、助けてもらうつもりだけど、助けるつもりはない。
なんて、貧しい考えの人はいないはず・・・。
自分の為の防災が不要な人はいないのです。
いざという時の為の防災をもっと重要視して欲しいものです。
近所の人々が命綱
近所の人々、知っている人々同士で助け合う事を共助といいます。
それは、誰かが他の誰かの助けになるという事。
その助ける側、助けられる側のどちらの“誰か“に、あなたも含まれているのです。
阪神淡路大震災の時、政府、自衛隊など公的な人に救助されたのは2割しかいなかった。
という事実をご存知だろうか?
それ以外の人々は自力か近所の人々によって救われたのです。
救助という面では身近な人々があなたの命綱なのかもしれません。
まとめ
行政に助けてもらう前に、近所の身近な人に助けてもらう。
そしてその前に自分で自分を助ける。
他人を助ける、助け合うには、まず自分の安全が確保されているのが大前提となります。
そんな自分を助けるには災害対策は必須!
自助(じじょ)の心掛けが最重要というのを忘れるべきではありません。
是非、これを機会に、今から出来る災害対策を取って頂ければ何より嬉しいです。
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