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南海トラフ大地震が怖すぎる!

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私は南海トラフ大地震をがとても怖いです。

今している備えはほとんど、南海トラフ巨大地震の為だと言っても過言ではないかもしれません。

皆さんもこの名前位は聞いたことがあるのでは無いでしょうか?

メディアで怖い怖いとは言いますが、一方で具体的にイメージ出来ている人は少ないと感じています。

先日、仕事仲間とこの話題で話したのですが、やはりあまりピンときていない様子。

まぁ、大地震は怖いよね。津波も起こるよね。位。

身近に存在する危機をリアルに感じれるか?というのは、防災のモチベーションに繋がってくると思います。

だから、私がどの様に恐怖を感じているか?シェアさせて頂きます。

少しでも身近に潜む危機を感じてもらえればと思います。

南海トラフ巨大地震ってそもそも何?

過去1400年ほどの履歴では100年位の周期で巨大地震が発生している地震の総称です。

前回の地震は1944年の昭和東南海地震(M7.9)、発生から70年以上が経過していて、明日発生してもおかしくない地震です。

詳しく知りたい方はウィキペディアで:南海トラフ巨大地震とは

死者数予想は東日本大震災の約20倍!

基準が無いとイメージしづらいと思うので、過去の地震と比べてみましょう。

まずは死者数です。

阪神淡路大震災は約6,500人でした。

そして、かなりの方が津波で亡くなった東日本大震災は約1万6千人。

日本で最悪の被害を出した関東大震災は約10万人でした。

さて、南海トラフはどれ位でしょうか?

 

答えはなんと約32万人です。

 

私は東日本大震災を実被害の無い都内で経験しました。

それでも、テレビで放映される様子はまるでパニック映画のように現実離れしていたのを覚えています。

南海トラフ大災害は、そんな東日本大震災の20倍もの死者が予想されている大災害なのです。

想像出来るでしょうか?

私はこの数字を見て、逆に想像つかなくなりました。

東日本大震災でさえ、あれ程の惨事だったのに・・・・。

実際に発生したら、メディアで悲惨な状況が”これでもか”と報道されるのでしょう。

災害対策、耐震補強なども進んだ現在でもこれだけの被害が予想されているのに驚く事でしょう。

これは、大きな津波も予想されるからです。

津波はなんとMAX34メートル!

東日本大震災で観測された津波の最大は21メートルでした。

南海トラフ巨大地震で予想されている津波はなんと34メートル、これはビル9階程の高さに相当します。

残念ながら、沿岸部でこれほどの津波だと、どうやってもかなりの人が逃げ遅れるでしょう。

例えば、34mの津波が最も早く到達する”高知県土佐清水市”には地震発生から約4分後には津波が到着するとされているのです。(1mの津波が到着するまでの時間)

内閣府より各地の津波最大高とケース別到達予想時間が公開されているので、

面倒でも一度、自分の地域にどの規模、時間で津波が来る可能性があるのか?確認してみて下さい。

少し現実的な数字を確認することが出来ると思いますよ。

ちなみに私の勤務先である神奈川県を確認すると、おおよそ最大5m、最短で30分程度の時間が予想されていました。

これで30mとかだったら、転職考えようかと思った位ドキドキしちゃいました(汗

以下、内閣府資料ページリンク

資料1-3市町村別平均津波高一覧表<満潮位> (PDF形式:259.2KB)

資料1-5都府県別市町村別津波到達時間一覧表 (PDF形式:589.2KB)

内閣府資料全体ページはこちら

避難者数も壊滅的な数

今度は、避難者の数を比べてみましょう。

東日本大震災が50万人に対し、

南海トラフは950万人と想定されています。

これほどの避難者が出ると、避難所や食料は圧倒的に足りません。

そして、被災地域では人の尊厳を維持出来なくなる事が予想されているのです。

・食事もまともに出来ません

・トイレの行列は6時間待ちの行列

・避難所はいっぱいで受入すら断られる人々

・暖を取ることすら出来ず、体調を崩す高齢者

・鳴り止まない緊急地震速報の音

・泣き叫ぶ子供、怒鳴り声、助けを求める声

・日を重ねるごとに悪くなる衛生環境

・続く余震と津波に怯える人々

あなたはこれを知っても防災をしないのでしょうか?

各自の防災が足りなければ、避難所へ頼る事が前提になってしまいます。

でも、そんな避難所も受け入れてもらえない。

または、上記のように地獄と化す事も考慮すべきです。

避難所から溢れた人達がどうなるか・・・・。

 

当然、路頭に迷うのですが、まぁ、仕方ないですよね。

 

もし、自宅避難を前提としたいなら、

まずは水、そしてトイレの準備から始めましょう!

死なない為の対策は何よりも大切

あ、そうそう、大切な事を言い忘れました。

究極的、根本的な話になりますが、津波の来ない、地震で潰れない家に住むのが防災の大前提です。

まずは死なない事が最優先なのです。

いくら美味しい備蓄食を用意しても、怪我をしたらそれどころではありません。

当然、死んでしまっては、どんな防災も無意味となるのです。

基礎部分となるのは、

・まずは死なない家に住むこと。

・圧死や怪我の大きな要因である家具などは転倒防止をすること。

・難しいなら、せめて寝る場所だけは、安全なエリアを作る。

などの対策が不可欠なのです。

 

このサイトでは、上記のような死なない対策はしてある事を前提にしています。

その先の防災として、避難所へ行かずに済む、完璧な防災について情報提供をするサイトです。

何かご要望があれば、お気軽にご意見頂ければ嬉しいです。

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