防災用品は場所を取りますし、常に使う物ではありません。
奥に収納したい気持ちにもなりますが、いざと言う時、取り出せなければならず、非常食などは、高温多湿を避けなければなりません。
収納場所を考える上で、防災用品は以下の4つに分類されます。
・非常持ち出し袋
・非常食や水など
・電池など、定期的メンテナンスの必要な物
・その他の用品
<非常持ち出し袋の保管場所>
避難所へ避難する場合、相当な事が無い限り、靴を履いて玄関から出る事になります。その為、持ち出し用の防災用品は避難時の通り道となる玄関周辺に置いて置くのがオススメです。
ただ、消防隊員の様に家から飛び出るわけではありませんから、それ程置き場にこだわらなくても大丈夫です。
<非常食や水などの保管場所>
高温多湿を避けた屋内であれば、基本的にどこでも問題ありません。しいて言えば、避難所に避難した場合、後日取りに戻ることを想定すると、搬出
作業を考えて、外から奥まりすぎない事を心掛けると良いです。
<電池など、定期的メンテナンスの必要な物の保管場所>
乾電池などは液漏れしている可能性があるので、定期的にチェックが必要です。また、モバイルバッテリーは自然に放電してしまうので、定期的な充電作業が必要不可欠です。
その為、乾電池やモバイルバッテリーは3ヶ月に一度程度、確認や出し入れが発生しても苦にならない場所に保管する事が必要です。
<その他の防災用品の保管場所>
しっかり災害対策をしてあり、避難所へ避難しなくても良い事を前提とすれば、屋内で直射日光の当たらない場所、高温多湿を避ければどこでも問題ありません。
ただし、簡易トイレなど、トイレ関連用品だけは、災害時真っ先に使用する事となりますし、すばやく設営出来ないと大変な思いをしますので、取り出しやすいよう工夫して下さい。
<その他の注意点など>
浸水被害の可能性がある地域の場合
河の増水や津波などで、浸水被害の可能性がある地域では、出来れば二階以上など、万一浸水被害があっても被害が少なくなるような場所に保管しましょう。
屋外倉庫などに保管する場合
どんなに配慮しても、埃の影響を受けますので、出来るだけ全ての物を不織布などに入れてから保管しましょう。
場所や状態にもよりますが、ビニールなどで完全に密閉してしまうと、わずかな水分でカビなどが発生する事があります。
その為、百円均一などで販売されている不織布の袋(バッグや扇風機の収納用品)などで覆う事で、かなりの埃を軽減出来、いざという時、埃だらけ!という状況を避ける事が出来ます。
ベランダなどでボックス保管する場合
また、マンションなどで、ベランダなどに保管する場合は、埃が入らないパッキンが付いた製品を使う事をオススメします。
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