あなたが帰宅難民候補であれば、会社に留まるという選択肢を必ず想定しておきましょう。
・大規模災害の場合、会社はすぐには解放してくれない
まず、会社で被災した場合、あなたはスグに自宅を目指して帰宅する・・・。というわけには行きません。
なぜなら、政府は大規模災害発生時、企業に対し、従業員を会社に留まらせるようにする事を求めているからです。
・本当の被災地で無理な帰宅はマジで危険と認識を持つ
これを聞いて、前回、関東地方にも大きな影響を及ぼした東日本大震災を思い出し、
あの時、徒歩などで自力で自宅にたどり着いた経験や話をもとに、”なぜ帰宅させてくれないんだ!”などと思うかも知れません。
しかし、実際の所、災害時の無理な帰宅は想像以上に危険で、怪我や死亡に繋がる為、避けるべきなのです。
・最悪の教訓を活かさなければ、死ぬ。
東日本大震災のケースでは、実被害が無く、波及した停電による交通障害が主な問題だったので、結果として無事に帰宅することが出来ただけなのです。
もし、震源地に近く、インフラ被害だけでなく、実被害がある地域であれば、液状化、陥没、地割れ、落下物、火災に巻き込まれ、怪我や死亡に繋がるでしょう。
その為、防災の専門家から、東日本大震災で結果的に何もなく帰宅出来た経験は、”最悪の教訓”と言わているのです。
・会社にしばらく留まる方が安全で楽という真実
そうでなくとも、もっと厳しい余震、長く深刻なインフラ不全が襲います。
帰宅の途中で寄れるコンビニなんて機能していませんし、トイレにだっていけません。途中でスマホの電池がなくなったら?怪我をしたら最寄りの支援場所は分かりますか?
会社でしばらく過ごすという選択の方がずっと安全で快適になるのです。
それに、会社であれば、帰宅途中で全く知らない土地で緊急避難しなければならない状況よりも、支援に関する都合も良く、
会社によっては備蓄も頼りになりますし、近くに住んでいる社員からの助けも期待出来るかも知れません。
・絶対に覚えておいて欲しい事
直下型地震などで直接的な被害が出た場合は、徒歩での長距離移動は非常に危険です。
気が進まないかもしれませんが、会社に留まるという選択肢を検討してみて下さい。
特に巨大な地震の後は、余震の規模も大きくなりますので、1日は会社で過ごし、行動計画を建てて、夜明けを待ってから動き始めるのが良いでしょう。
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